🤍あらすじ

小説を書くのが趣味なあざみは、自作の小説をサイトに投稿し、親友のいちじくにのみ観覧可能のパスワードを教え新作を書くたび感想を貰っていた。

あざみの小説を褒め、こんな田舎出て小説家になりなよ！と言ういちじくだったが、あざみはいちじくに読んでもらうだけで充分だった。

いちじくに小説を読んでもらって新作を書く日々。こんな毎日がずっと続けばいいと思っていた―

そんな中、いちじくは突然謎の死を遂げてしまう。自殺だと片付けられているがそんなはずはない。

「いちじくちゃんは天使に選ばれた」

意味のわからない話をする町の子ども。天使に選ばれたいちじく？私以外、いちじくがどうなったか知っている？

どうしようもなく塞ぎ込むあざみのケータイに1件の通知が届く。

いちじくしか観覧出来ないはずのサイトにコメントがついたのだ。

「小説を書いて、羽多いちじくの死を明らかにしてください」

合作作品